タイの寿桃
タイ人は中秋節を「祈月節」と呼ぶ。旧暦8月15日の夜を迎えると、各家庭はサトウキビでアーチ状の門を作り、老若男女そろって月に祈りを捧げる。卓上には中国の民間の言い伝えにある、生き生きとした「八洞神仙」が祭られる。卓上には「寿桃」や月餅などの美食が並べられる。タイの言い伝えによると、八仙人は中秋節に寿桃を持ち月の宮殿に赴き、観音様の長寿を祈る。
しかしタイには多くの華僑が住んでいるため、月餅が売られている。特にドリアンを餡にした月餅は、中国ではなかなかお目にかかれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月6日