【中国巴馬:新鮮な空気とおかゆ】
広西チワン族自治区の巴馬(バーマ)の人たちもいつまでも若々しさを保っている。心臓病やガンの発生率は低く、免疫力も高い。国内外の研究員によると、空気、水、食べ物の3つの点で他の地域と比較できない優位性をもっている。バーマにおける空気1立方メートル中のマイナスイオンの数は2千~5千個とされ、最高では2万個に達する。これは工業都市や平原の10~数10倍以上である。また河や泉の水は、数千メートルの地中ルートを経て地表にあふれてきたもので、セレンやストロンチウムなどの健康にプラスになる微量元素を多く含んでいる。この水を長期間飲むことで、生理機能が調節され長寿につながるのである。食べ物については、米やとうもろこしの「おかゆ」を先祖代々ずっと食べ続けている。「おかゆ長寿村」と言われるゆえんである。