国連グローバル・コンパクトは22日、2016持続可能な開発目標の実現に向けた中国会合を開き、「2030年の世界人口は80億人を超え、その多くが低所得経済圏での増加になる」とするレポートを発表した。
『世界的目標のローカリゼーションの実行』と題したレポートによると、西側経済圏は高齢化と労働力人口縮小の問題に直面し、発展途上経済圏は青年人口の膨張を迎える。
世界は資源面の圧力激化の時期に突入し、2050年には人類の消費ニーズを満たすには地球3個分の資源が必要になる。人類の生活の基本となる水、食物、エネルギーは巨大な圧力を受けている。
国連総会に与えられた「国連システム内部及び世界の企業界が提唱する国連の価値観と責任あるビジネス実践」の使命を担う国連グローバル・コンパクトは、最大の世界的な持続可能な企業ネットワークであり、165の国・地域の8800社が経営において国連の価値観と原則を堅持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月27日