今年初め、囲碁ロボット「AlphaGo(アルファ碁)」は「Master」に変身してから人間に60連覇するという恐ろしい成績を残し、囲碁界は「AlphaGo」を倒し人間の実力を証明する「神」が現れることを望んでいる。
ついにそのチャンスがやってきた。柯潔九段が5月下旬に「AlphaGo」に挑む。
しかし、同業社の中国の古力九段は柯潔九段の挑戦を悲観視している。
古力九段は西安市で囲碁甲級リーグに参加した際にインタビューに応じ、「柯潔九段が1局(全3局)勝つ確率はわずか10%」と述べた。
また、「今回人間が再び負ければ、将来の囲碁ロボットの発展モデルを見出し、ロボット同士の対決を通してコミのルール変更の可能性を知ることにもなるかもしれない」と語った。
上述の理由から、古力九段は柯潔九段に対し、「対戦に集中し、勝ち負けにこだわらず、自分のレベルを発揮すれば良い」と提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月18日