中国大学生就業報告書、高所得の業種はIT

中国大学生就業報告書、高所得の業種はIT。 高等教育の情報サービス企業・麦可思(MyCOS)と社会科学文献出版社は先ほど、「2017年中国大学生就業報告書(就業青書)」を発表した。同報告書によると、中国の大卒者の就職率は全体的に安定している…

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発信時間: 2017-06-17 09:09:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

高等教育の情報サービス企業・麦可思(MyCOS)と社会科学文献出版社は先ほど、「2017年中国大学生就業報告書(就業青書)」を発表した。同報告書によると、中国の大卒者の就職率は全体的に安定している。2016年度卒業生の月収は3988元。その半年後の月収が最も高い業種は「インターネット開発・応用」(5679元)で、2位は「コンピュータ・データ処理」(5636元)。卒業半年後に自ら創業した人の月収は5388元。

同白書は2009年に初めて発表されており、今年で9回目の年次報告となる。2016年度卒業生の半年後の追跡調査と評価により、1313の専攻を網羅した。うち本科(4年制大学)専攻が669、高等職業学校・高等専門学校専攻が644。全国31省・直轄市・自治区を網羅。全国本科のサンプル数は14万7000人、高等職業学校・高等専門学校は約14万2000人。

同報告書によると、2016年度本科卒業生の半年後の就職率が最も高い学科は管理学(93.6%)で、2位は工学(93.5%)。就職率トップ3の専攻はソフトウエア工学(96.5%)、管理工学(95.9%)、建築環境・設備工学(95.8%)。

企業別に見ると、大卒者の民間企業就職の割合は、2012年度の53%から2016年度の60%に上昇。また国有企業の割合は25%から19%に低下。合弁・外資・全額外資企業の割合は12%から8%に低下。

賃金・待遇を見ると、大卒者の半年後の月収は増加を続け、3年後の収入の伸びが顕著だ。2016年度大卒者の半年後の月収は3988元で、2015年度の3726元より262元増、2014年度の3487元より501元増となっている。

勤務地を見ると、2013年度本科卒業生の3年後の月収が最も高かったのは珠江デルタで、7450元に達した。

大卒者の自主創業については、教育・小売が中心となっている。創業者は高所得だが、創業が成功するかについては注目が必要だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月17日

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