ダイムラー管理委員会で中国部門を担当する唐仕凱氏は、「個人的にみて、中国は長期的に乗用車の世界最大市場になる」と述べた上で、乗用車の多くはEVになるはずだと付け加えた。
フォルクスワーゲンと並んで中国市場に君臨するGMは、すでに自社のEV研究開発の成果の多くを中国に移転させている。加えて、中国でのEV販売拡大計画の策定を準備している。
フォード(中国)のCEOである羅冠宏氏は12月5日、取材に対し、自動車メーカーの生産計画の変更により、EVの部品供給基地が中国で急速に拡大していると述べている。これにより、他国を寄せ付けないほどの競争力を持った規模の経済を、中国が持つ可能性が高まる。このような規模の経済によって、太陽電池パネルやドローンなどの製品において中国企業を世界の主要メーカーにさせている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月9日