米調査機関ピューリサーチセンターの最新調査によると、米国人は「自分の生活は50年前より劣る」と感じていることがわかった。
米サイト「MarketWatch」が17日に伝えたところによると、ピューリサーチセンターは今年春に世界30カ国の約4万3000人に調査を実施した。うち、ベトナム、インド、韓国、ドイツ、トルコ、オランダ、スウェーデン、ポーランド、スペインなどの国の国民の多くが「自分の生活は50年前より良い」と感じている。
しかし、米国人はそう思っていない。
セネガル、ナイジェリア、ケニア、ガーナ、ブラジル、フランス、ハンガリー、レバノン、ペルーなどの人たちも米国と同じ考えである。
ピューリサーチセンターは、欧州では右翼政党を支持しない民衆と対照的に、ポピュリストは過去にとらわれる傾向にあると分析。
また、米国では、富裕層が中産階層を置き去りにしているとの見解を示した。