顔認証決済はモバイル決済より安全 大衆に受け入れられるか

顔認証決済はモバイル決済より安全 大衆に受け入れられるか。

タグ:顔認証決済

発信時間:2019-01-15 16:20:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国財政科学研究院応用経済学のポストドクターの盤和林氏は、「顔認証決済はモバイル決済より安全かつ便利で、敷居の低下に伴い、顔認証決済は今後3年で爆発的に成長する可能性がある」と話す。


 張少奎氏は、指紋認証や虹彩認証などの生体認証と比べて、顔認証はプライバシー保護が低く、金融分野に応用するには、非常に高い偽装判断能力が必要だとの見解を示す。


 また、これらの問題は金融の安全に対する不安につながるため、顔認証決済は低リスクの分野にのみで使用され、高リスクの分野には応用されていないと話した。


 張少奎氏によると、現在主流の偽造防止技術は生体認証技術で、人との連携が必要かどうかに基づいて2タイプに分けられる。1つはサイレント方式の生体認証で、片目または両目を測定し、被測定者が協力する必要はない。もう1つはインタラクティブ方式の生体認証で、片目または両目を測定し、被測定者がソフトウェアの指示に従って指定の動作を行い、アルゴリズムを通してユーザーの動作とソフトウェアが指定した動作が同じかを評価し、本人かどうかを判断する。


 さらに、表情認証は顔を複数の主要パーツに分け、顔のパーツごとに神経ネットワークを通して顔の動作の組み合わせを識別・分析し、表情のタイプのパターン計算などの方法で最終的な表情を正確に認証する。現在は感情で細かく区分され、嬉しい、悲しい、怖い、怒っている、感心している、恥ずかしいなど50種類以上の表情を認識できる。


 張少奎氏は、「情報セキュリティの管理メカニズムにも注意が必要。ユーザーの個人情報の管理の強化、業者の従業員の思想建設への重視、そのほか、選択権をユーザーに委ね、精神的に顔認証を受け入れられないユーザーに強要しない、顔認証を使用したいが不安があるユーザーは組み合わせて使用するなど、決済の安全レベルを引き上げる必要がある」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月15日


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