螞蟻金服とフィデリティ・インベスメンツが共同で発表した『2018中国養老展望調査報告』によると、35歳以下の若者の56%が老後の貯蓄をしていない。回答者44%の月平均貯蓄額は1339元で、一部の若者が「ゼロ貯蓄、高負債」状態にある。
劉俊海氏は、「金融のリスク防止の背景のもと、消費者ローンや当座貸しなどを主要業務とするサイトは社会的責任を担い、若い消費者をミスリードしたり、買い物のための借金を促すべきではないと。また、若者ユーザーに対して身元調査や資料の審査をしっかりと行い、過度な消費を助長してはならない。このような行為は商業倫理と法律に反するだけでなく、消費者ローン業界に悪影響を及ぼすことにもなる」との考えを示した。
若者の「貧乏」という社会現象について、劉俊海氏は「若者は収入を増やし支出を減らす必要がある。全社会が若者の所得レベルと満足感をどのように高めるかを考えると同時に、90年代生まれ、2000年代生まれの若者は自力で生活し、自分で汗を流して生活できるよう努めるべき」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月19日