キッズモデルは幼くして成人より多い収入を得るが、成人が経験しない複雑な現実にも直面する。重要なのは、子供たちは本当にこのような生活を楽しい、好きと感じているかである。谷歌ちゃんは、「同級生たちと同じがいい」と話す。ネットの人気者になりたかった葉祖銘くんも、今では一般人になりたいと思っている。
先日、国家広電総局は『未成年者番組管理規定』を公布し、未成年者の番組制作への参与について、未成年者の安全と十分な学習、休息時間を保障し、その服装とパフォーマンスは未成年者の年齢の特徴と時代の特徴に合わせるべきだとした。また、満10歳以下の未成年者を広告キャラクターに起用してはならないと明記した。
キッズモデル業界もこのように法律面から規範化する必要がある。
4月11日晩、淘宝はキッズモデル店の110社の店主にキッズモデル撮影業界を規範化し、キッズモデルの保護を推進するよう呼びかけた。業者とブランドが連携し、キッズモデルの撮影を厳しく規範化し、児童に対する粗暴な行為を一切禁止し、撮影で児童の権益侵害行為となる写真と映像の使用を拒否するよう求めた。
ある弁護士は、「キッズモデルは演芸従事者に属するため、保護者の同意があれば、キッズモデルの起用は未成年労働に関する規定に抵触しない。児童がモデルになることは法律で禁止されていないが、児童の権益保護に最大限努めるべきで、いい加減になってはいけない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月24日