5月1日からの四連休、中国の国内観光客数が2億人弱に

5月1日からの四連休、中国の国内観光客数が2億人弱に。

タグ:連休 観光 文化 出費 大陸部

発信時間:2019-05-05 10:04:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国文化・観光部が4日夜に発表した情報によると、今年の5月1日(メーデー)からの連休中、国内の文化・観光市場が予想以上の活況を呈した。各地の観光部門、通信事業者、オンライン旅行サービス業者のデータに基づき計算すると、連休中の全国国内観光客数は延べ1億9500万人で、13.7%増となった。観光収入は16.1%増の1176億7000万元。2つの主要データは顕著な成長の流れを示した。香港入境処のデータによると、連休中の1−3日目(5月1−3日)に香港を訪れた大陸部観光客は延べ83万9000人で、前年同期比で約24万人増(約40%増)となった。


 香港ネットメディア「香港01」の4日の報道によると、1−3日のうち2日だけでも延べ30万人以上の大陸部観光客が入境し、単日としては過去10年間で最多となった。報道によると、香港の2つの大型インフラプロジェクトである高速鉄道と港珠澳大橋も、初のメーデー連休を迎えた。1−3日目には延べ5万9000人以上の大陸部観光客が港珠澳大橋から入境した。高速鉄道による香港入境は延べ約12万1000人。香港観光促進会の崔定邦総幹事は3日、「今年の連休中の大陸部観光客は前年同期比で約2割増となった。増加は主にフリープランの観光客で、ツアー客は平日より約3分の1少なかった」と述べた。


 大陸部観光客が香港の大学のキャンパスや住宅地を訪れることで現地住民の生活に影響が生じているという批判について、香港商務・経済発展局の邱騰華局長は4日、香港商業電台の番組で、観光客数の増加で香港の住民に影響が生じることは必然的と指摘した。また香港の住民は観光客の立場になってもてなし、観光客も現地の文化を学ぶべきだと呼びかけた。


 フォーブス電子版(日本語)は「旅行業界で高まり続ける中国の影響力 言語習得が必須に?」と題した記事の中で、「域外に旅行する中国人が近年増加しており、年間延べ1億人を超えている。中国人客の海外での出費も他国をはるかに上回る。ところが英保険会社ゲットゴーイングの調査によると、中国人の海外旅行の平均移動距離は昨年105キロのみで、カナダ、米国、ドイツなどを大幅に下回った。中国人の海外旅行には次の特徴がある。海外旅行客数が増加を続けているが、総人口に占める割合は依然として低い。海外旅行の目的地は一般的に、中国大陸部以外の香港、マカオ、台湾といった中国領だ」と伝えた。


 駐在サンクトペテルブルク中国総領事館は3日、ロシアの関連部門からの報告によると、同日に同市内を流れるネヴァ川で中国人客が転落する事故が起き、中国人客1人が亡くなったと発表した。総領事館はサンクトペテルブルクを訪問中の中国人に再び安全に注意し、事故を防止するよう呼びかけた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月5日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで