新型コロナウイルス肺炎の流行後、武漢市の患者治療状況は無数の人の心を動かし、中でも小児患者の治療を多くの人が心配した。中国網の記者は27日、新型肺炎の小児患者を受け入れる武漢市で唯一の指定病院、武漢児童医院の呼吸内科主任の陸小霞さんに独占インタビューを行い、医療スタッフと子供たちの新型肺炎との戦いについて語ってもらった。
全て小児患者の健康のため
陸小霞さんによると、治療を受ける新型肺炎の小児患者の中には生後数カ月の乳児もいる。彼らは一家全員が感染したため、別の病院に入院して隔離治療を受けなければいけない。このような状況下で、児童医院は全て小児患者の健康のためという伝統に従い、治療と日常のケアのほか、気持ちを落ち着かせることも医療スタッフの重要な任務となっている。
写真は武漢児童医院が提供
例えば、生後6カ月のある乳児は一家全員が感染し、付き添う人がいない。病院のケアチームは「看護班」を特別に設立し、子供の入浴、寝かしつけ、ミルクやり、オムツ替えを行っている。「3時間ごとにミルクを与え、オムツを替える」、「赤ちゃんが目を覚ました時、ベビーカーに横になっているのは好きでないため、抱いて歩き、一緒に遊ぶ」、「赤ちゃんが眠る時、わめいたり目をこすったりすれば抱いてゆっくり歩いて眠らせる」。甘えん坊の赤ちゃんを世話するため、「臨時ママ」たちは世話に関する「説明書」をまとめた。
「おばちゃん、遠くから見てるね」