欧米が新型肺炎の恐慌期に 住民が買いだめ

欧米が新型肺炎の恐慌期に 住民が買いだめ。

タグ:新型肺炎の恐慌期

発信時間:2020-03-02 15:22:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「新型コロナウイルス肺炎が予想以上に速く私たちを包囲している」とフランスの著名伝染病専門家のコム氏が述べたように、この週末、新型コロナウイルス肺炎は多くの欧米諸国で蔓延し、米国では新型肺炎による初の死者が出た。3月1日時点で、イタリアの新型肺炎感染者は1000人を超え、フランスとドイツでも急増し100人を超えた。


 新型肺炎は世界的な公共衛生危機となっている。各国の態度にも変化があり、ホワイトハウスは3月に予定していたASEAN諸国指導者との特別サミットを無期限で延期し、フランス保健省は5000人以上が集まる大型行事を禁止し、中国と同じように「マスクを医療関係者に譲る」よう呼びかけた。ドイツ国民は政府危機部門のアドバイス通り、10日以上の食料を用意した。


 米疾病管理予防センター(CDC)は2月29日、米西海岸のワシントン州で28日晩に1人の新型肺炎患者が死亡したと発表した。米国で最初の新型肺炎による死者となる。2月29日時点で、米国の新型肺炎感染者は69人になった。


 ワシントン州は緊急事態宣言を出し、州知事は必要時に州兵を動員することを許可した。これまでに、多くの州と地域の保健当局が患者の検体をCDC本部に送ったが、結果がわかるまで数日かかる。米国食品医薬品局は2月29日、300~400カ所の実験室で新型肺炎の検査を実施することを許可し、病例の報告数は今後数日で急増する可能性がある。

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