コロナ再流行となるのか? 北京で新たに51人、1機の旅客機で17人感染

コロナ再流行となるのか? 北京で新たに51人、1機の旅客機で17人感染。北京の新発地で数十人が新型コロナウイルスに感染し、緩んでいた神経が再び引き締められた…

タグ:コロナ 感染 ウイルス 警報

発信時間:2020-06-15 10:43:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

感染症が再び流行するのか


 同様に人が密集する卸売市場で感染者が見つかり、1日で新たに数十人の感染が発覚した。これらの情報は、「感染症が再び流行するのか、北京が次の武漢になる可能性はあるのか」という懸念を生んだ。

 

 このような懸念について、中国工程院院士で国家衛生健康委員会上級専門家チームのメンバーの李蘭娟氏は、「現在、我々の警戒心は強い。北京の状況に対し、全ての感染源を見つけ、見落としがなければ、大流行とはならない」と述べた。


 そのほか、李蘭娟氏は、「感染源を把握し、新発地農産品卸売市場を訪れた人を見つけ、検査を行うことが重要。そうすれば、大流行はない」と話した。


 武漢の早期の感染拡大時期と異なり、感染症対応の経験をすでに備えており、北京の今回の措置は迅速だったと言える。


 感染発覚の翌日、新発地などの市場を一時閉鎖し、北京は大規模なPCR検査を順に実施した。


 新発地卸売市場がある豊台区も「三級マニュアル、二級管理」の要求に基づき、市場周辺の11の住宅地で封鎖管理措置を実施し、専門スタッフによる24時間の監視を実行した。


 中国疾病抑制センター流行病学の元首席研究員の曾光氏も、国内の流行病学調査に自信を持っている。


 曾光氏氏は、「流行病学調査は常に中心となるレッドラインであり、流行病学調査がなければ正確に判断することは難しい。流行病学調査において、中国と多くの西側諸国には大きな違いがある。中国の臨床検査と治療のレベルは西側諸国ほど高くはないが、治療、また感染を断つという点では中国が最も優れている。流行病学調査を通して濃厚接触者を見つけ、迅速かつ有効的に拡散を抑制する」と強調した。


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