北京冬季パラリンピックが4日、北京で開幕する。国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長はこのほど「環球時報」の独占インタビューに応じた際に、北京冬季パラリンピックが北京冬季五輪のように「高水準で印象深く、素晴らしく安全」になることに期待していると述べた。
パーソンズ氏はブラジル代表の選手として、2008年北京夏季パラリンピックに出場した。今年の北京冬季パラリンピックの準備を視察したパーソンズ氏は、中国のバリアフリー施設の水準が大幅に上がったと感嘆した。
北京冬季パラリンピック組織委員会との長期的な協力を通じ、パーソンズ氏は北京冬季パラリンピックのサービス・サポートが最高基準であると見ている。パーソンズ氏とチームは北京に入ると、これをさらに確信した。IPCのチームは冬季五輪の開催期間中、現場で働きながら会場の運行状況を細かくチェックしていた。パーソンズ氏は、「どの会場も選手が入場しやすい。IPCは長年に渡り、各主催国の組織委員会とバリアフリー施設を開発してきた。私たちは北京のバリアフリー水準に非常に満足している……(中略)……中国と開催者にこの上なく満足している」と述べ、インタビュー中に何度も称賛した。
パーソンズ氏は、北京がパラリンピックという大会に残すレガシーは大きいとし、「これまでよりもいっそう専門的で壮観だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月4日