60年前の内蒙古は貧困で、立遅れていた。自治区成立後、経済社会が引き続いて発展し、新しい内蒙古と変身した。
改革開放以降、自治区の経済は高度成長の時代に入り、長期安定の望ましい社会状況を呈している。特に新世紀に入ってから、政府は民族区域自治制度の優位性をたよりに、西部大開発のチャンスを生かし、工業化、牧畜業・農業の産業化、都市化を推進し、都市と農村の人びとの生活が歴史的な変化を遂げ、自治区の実情に符合したよりよいより速い発展の道を探し出したのである。
現在の蒙古は、全国ひいては世界に経済活動の脈動を感じさせている。北京の電灯4個のうち1個は内蒙古からの送電によって光を放っている。伊利、蒙牛などの企業は全国乳製品市場の過半を占め、羊肉料理店「小肥羊」は黄河と長江を越え、海を越えて欧米にまで進出し、オルドスなど一連のカシミヤ・ブランドは「全世界を暖めている…」
統計によれば、2006年度の自治区GDPは4790億元に達し、一人当たり生産額は2513米ドル、財政収入は712.9億元に達している。自治区この5年のGDPの年間平均成長率は16.6%で、連年全国をリードしている。
「チャイナネット」2007/07/05