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モンゴル語はアルタイ語族に属し、13世紀中期にできあがった『蒙古秘史』（漢訳名『元朝秘史』）は、蒙古族の歴史と文化を描く重要な作品である。明代、蒙古族の文化はさらに発展し、『黄金史』『黄金史綱』『ウバシ・ホンタイジの物語』などの重要な著作のほかに、『華夷訳語』『心鑑』などの蒙漢対照語彙集や文法書が編集されている。清代、蒙古族の文化は文章語の形成と規範化を特徴として大きく発展し、『蒙文旨要』『蒙文匯書』『蒙文晰義』『蒙文注解辞典』『蒙蔵語匯』『清文鑑』（満州語、モンゴル語、中国語、チベット語、ウイグル語の5言語）、『西域同文志』『三合便覧』（満州語、モンゴル語、中国語）など多くのモンゴル語辞典や多種言語対照の大辞典が編纂されている。現在、モンゴル語と中国語は内蒙古自治区の通用言語、通用文字であり、学校ではモンゴル語授業とモンゴル語教育がなされ、自治区のラジオ局、テレビ局ではモンゴル語番組が放送され、またモンゴル語の新聞、雑誌と図書が刊行されている。
「チャイナネット」2007/07/06
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