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武漢と周辺8市、共通戸籍制度を検討
発信時間: 2007-12-11 | チャイナネット

武漢市国家発展改革委員会(発改委)は、武漢と周辺都市の総合改革の実施に伴い、「9都市戸籍改革」を前倒しで試行する可能性が出てきたことを明らかにした。武漢と周辺8都市の住民は、共通戸籍を保有することで自由に移動できるようになり、就業・社会保険・教育・衛生を重点とした都市・農村一体型の公共サービス体制が整う。

武漢市発改委の責任者によると、都市・農村統一計画の発展構造を整えていくことが総合改革の目標の一つとなっている。具体的には、▽都市戸籍と農村戸籍の隔たりを徐々に解消していき、武漢と周辺8都市(黄石、鄂州、孝感、黄岡、咸寧、仙桃、潜江、天門)で都市と農村が一体となった戸籍制度を確立していく▽就業・社会保険・教育・衛生を重点とした都市・農村一体型の公共サービスや新型農村社会年金制度を確立し、急ピッチで新型社会保障システムを形成していく▽インフラ建設の統一計画――などとなっている。

「人民網日本語版」2007年12月10日

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