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パンチェン・ラマ11世が英語で演説 世界がびっくり
発信時間: 2009-04-03 | チャイナネット

ギェンツェン・ノルブ・パンチェン・ラマ11世は3月27日、「西蔵(チベット)100万人農奴解放50周年記念座談会」に出席するため、人民大会堂に姿を現した。「国際先駆導報」が伝えた。

座談会でのパンチェン・ラマ11世の様子に香港メディアは、「赤い袈裟を身につけ、眼鏡をかけた青年は非常に大らかで、高貴だった」と絶賛を送った。同日午後には江蘇省無錫市に駆けつけ、第2回世界仏教フォーラムに参加。翌日の開幕式では英語で演説を発表し、各国の高僧や文化人らを驚かせた。

英語での演説では、ブッダの経文とツォンカパの経典を引用して現代社会が直面する、環境の悪化・貧富の格差・金融危機・衝突・戦乱・テロ襲撃などさまざまな弊害を開示して仏教者を激励し、現代人に多くの善行を促した。

■週に2回の英語の授業

パンチェン・ラマ11世の英語の実力は彼の勤勉な努力によるものだ。

1990年2月13日、西蔵自治区嘉黎県の平凡なチベット族の家庭に生まれたパンチェン・ラマ11世はギェンツェン・ノルブと名付けられた。5年後、数々の検証や占いなどを通じて、ギェンツェン・ノルブはパンチェン・ラマ10世の転生者として認定された。

1995年11月30日、パンチェン・ラマ11世の即位式典が歴代パンチェン・ラマが座主を務める日喀則(シガツェ)市のタシルンポ寺で行われ、パンチェン・ラマ11世の厳正な読経生活が正式に始まった。2005年の取材で、彼の規則的な生活が公開されている。それによると、パンチェン・ラマ11世は決まった時間に起床し、寝宮に掛けられている10代のパンチェン・ラマの肖像画を拝んだ後、朝の読経を始める。毎朝10時から11時半までは経文を学ぶ。彼の随身によると、午前の経文の勉強はパンチェン・ラマの1日の生活の中で最も重要で、視察や社会活動で忙しい時にしか取り消されることはないという。パンチェン・ラマ11世は生まれつき聡明で、非常に努力家であり、他の僧が1年がかりで学ぶ内容をわずか半年でマスターすると師は賞賛する。伝統仏教学を学ぶ傍ら、漢語や英語、数学なども勉強する。英語は1時間半の授業が週に2回ほどある。たまに新聞やテレビを見るが、一番好きなのは歴史を題材にした本を読むことだという。このほかに、現代科学技術にも強い興味がある。デスクトップとノートパソコンを1台ずつ所有し、難なくパソコンで宿題をこなすことができる。

「人民網日本語版」2009年4月3日

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