中国民間対日賠償請求連合会の鍾恵民名誉会長はこのほど、海南省澄邁県中興鎮土竜村と南進下村の元「慰安婦」4人に、各3000元の援助金を手渡した。最高齢は92歳、最年少は85歳。第2次世界大戦中、彼女らは旧日本軍によって「慰安婦」に強制徴用され、残酷な凌辱を受けた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国民間対日賠償請求連合会のボランティア3人は26日に海南省にわたり、生存者への資金援助活動を開始。陵水、保亭、臨高、澄邁などを相次いで回り、現地の「慰安婦」に各3000元の援助金を渡した。現在海南省にいる「慰安婦」生存者は、陵水県に3人、保亭県に5人、臨高県に2人、澄邁県に4人、瓊海市に1人の計15人。支援活動には香港の企業家、鍾恵民名誉会長が100万元を寄付している。
「人民網日本語版」2007年10月30日