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中国の貧困撲滅開発、任務は重い
発信時間: 2007-11-22 | チャイナネット

中国の貧困撲滅に向けた開発事業は、これまでに成果を上げたが、同時に多くの課題に直面してもいる。貧困人口の多さ、地域間や都市・農村間の発展のアンバランス、貧困地域の発展の遅れ、貧困に至る要因の増加などだ。貧困扶助開発の任務は依然として重いものだといえる。

今後3年間に、国は農村における貧困人口の最低限度の生活保障の問題(衣食問題)の解決に力を注ぐ。貧困農村を全面的に改善し、行政村ではラジオ・テレビ放送の開通を基本的に実現し、条件を満たした地域に道路を建設し、自然村では電気を開通させ、人や家畜の飲用水設備や医療環境を一層改善する。

国務院扶貧開発領導小組弁公室の范小建主任によると、国は今後も引き続き世界の貧困撲滅事業に積極的に参加し、関係国・関連国際組織との協力のさらなる強化、持続可能性をより多く備えた経済成長メカニズムの建設追求への努力、よりバランスの取れた世界的貧困撲滅戦略の制定、より広範な貧困撲滅に向けた戦略的パートナー関係の構築などを通じて、発展能力や貧困撲滅の効果をともに高めていく方針だ。

「人民網日本語版」2007年11月22日

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