上海市は17日までに、経済的に困難な貧困高齢者に対し白内障の手術を無料で実施、実施数は予定の3千例を492例上回る3492例に達した。低所得世帯での病気のために失明したり、失明したために貧困に苦しんだりする問題を解消するため、中国政府は「2020年までに治療可能な失明をなくす」というを打ち出し、上海市政府は視力回復手術を2007年の実施項目に組入れていた。「新民晩報」が伝えた。
手術を受ける対象者を1人も漏らさないため、市の衛生局は3回に渡って大規模な視力検査を行った。コミュニティーの医療衛生サービスセンターと村の保健所の保健員は1件1件訪ねて調査、データを報告、資格認定し、公開で通知した。
「人民網日本語版」2007年11月19日