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認められつつある「ネット恋愛」(1)
発信時間: 2008-03-03 | チャイナネット

中国紅娘網と中国社会工作協会婚介業界委員会が2008年1月に共同で実施した中国ネットユーザの恋愛・結婚意識調査によると、調査対象者15万4386人中、インターネットを通じて異性と知り合ったことがある人の割合は32.6%と、友人による紹介(13%)や結婚相手募集(0.4%)など従来の方式をはるかに上回った。「中国青年報」が伝えた。

「ネット恋愛」という言葉は今では、数年前のように聞き慣れないということはなくなった。ネットワークが生活にことごとく浸透しつつある今、ネット恋愛はひとつの現象から日常生活の一部に変わった。今回の調査で、45.5%のネットユーザが恋愛・結婚交友サイトを利用したことがあると答えた。

ネット恋愛は若い人に認められつつある。艾瑞市場諮訊研究(iResearch)の統計データによると、39%の人がネット恋愛をロマンチックだと感じているという。ネット恋愛をネットユーザが認めることで、ネット恋愛・結婚の急成長を牽引する潜在的な原動力が生まれたと業界関係者は指摘する。

「2005年中国ネット恋愛結婚市場研究報告」によると、2005年の中国ネット恋愛・結婚サイトユーザ規模は1千万、2008年末時点では2900万に達し、年平均成長率は35.9%となる見通し。

ネット恋愛・結婚の急成長が従来の結婚仲介に及ぼす影響は、人々の関心の的となった。民政部傘下の社会工作協会副会長の徐留根氏(婚介婚慶行業協会主任)は、「1986年に中国初の結婚仲介機関が瀋陽に誕生して以来、伝統的な結婚仲介業界は大々的に発展してきた。しかし、インターネットがここ数年、人々のワーキングライフにあまねく浸透してきたことで、従来の結婚仲介はネット結婚仲介による衝撃を激しく受けるようになった。ネット結婚仲介によって従来の結婚仲介は排斥・淘汰に追い込まれている。結婚仲介業のネットワーク化は社会発展における必然的な成り行きといえよう」と語る。

中国紅娘網(もと浙江紅娘網)は2007年3月20日、10年の歴史を持つ浙江の有名な老舗結婚仲介企業・杭城婚介の買収および「浙江紅娘VIPサービスセンター」の設立を発表した。業界専門家はこの「国内ネット結婚仲介による従来の結婚仲介の買収合併第一例」について、ネット恋愛・結婚市場と従来の結婚仲介市場における全く新しい発展すう勢だと見なした。

「人民網日本語版」2008年3月3日

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