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認められつつある「ネット恋愛」(2)
発信時間: 2008-03-03 | チャイナネット

恋愛・結婚方式の変化は、若者のワーキングスタイルやライフスタイルと密接に関連している。大・中都市の多くの若者は、毎日仕事でインターネットを使うことを強いられ、また、仕事に対するプレッシャーも日ごとに高まり、外出して遊ぶ時間や友人と付き合う時間がかなり割かれている。中国青年報社会調査センターが2005年4月に行った青年に関する無作為抽出調査によると、58.6%の人が「交際の範囲がきわめて狭い」のは、自分や周りの人々が独身のままであることが主な原因だと思っている。今回の最新調査では、この数字は75.7%に増えた。

インターネットのような巨大なネットワークによって全国各地の見知らぬ人が一緒に集まることで、交際範囲や生活範囲が狭い独身層に多くの選択肢がもたらされた。調査によると、70.4%の人が恋愛・結婚仲介サイトを利用する理由は、ネット仲介の選択肢が従来の結婚仲介に比べずっと多いことによると答えた。

一部恋愛・結婚ウェブサイトの「意中の人」検索機能では、年齢、性別、身長、信用ランクから愛情テスト別タイプにいたるまで、10数項目から条件が選択可能で、登録会員は様々な条件を備えた「意中の人」を詳細かつ正確に探し当てることができる。

ある不動産会社に勤務する徐さんは、月曜日から金曜日までフルタイムで勤務した上、週末の残業も珍しくない。従来の結婚仲介は彼にとって多くの時間と労力を奪われるものだが、ネット結婚仲介はネットに接続したついでに自ら相手を探す作業ができる。調査によると、11.8%の人が独身でいる主な理由として、仕事が忙しく、相手を探す時間がないことを挙げている。

様々なインターネットによるコミュニケーション方式も、ネットユーザに様々な楽しみや体験をもたらし、随所で新しい友達と知り合うことを可能としている。調査によると、恋愛・結婚関連オンラインプラットフォームを利用する人が最も多く22.7%、次いでリアルタイムチャット(8.5%)、BBSコミュニティ・フォーラム(4.8%)、趣味・ゲームコーナー(4.2%)が続いた。

「人民網日本語版」2008年3月3日

 

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