ホーム>>社会>>社会ニュース
流行語に改革開放を見る(2)パンダのパンパン
発信時間: 2008-05-26 | チャイナネット

「熊猫盼盼」(パンダのパンパン)

90年代前後に流行

流行指数:★★★★☆

90年に北京が開催した第11回アジア競技大会。パンダのパンパンは大会のマスコットになった。その愛らしい姿は、当時人気を集めた歌手・劉歓の歌声とともにアジアを席巻。金メダルを手にして喜び勇むパンパンのイメージは大会開催中、ほぼ毎日のようにメディアを賑わした。

パンパン(2007年9月撮影)

パンパンは四川生まれ。84年、四川省パンダ保護区では大規模な範囲にわたって竹に花が咲いたことで、パンダは食糧危機に遭遇した。パンパンは4歳だった。飢えながら宝興県巴斯溝の小さな川のあたりをさまよっていた時、農民が発見して救助。「巴斯(バス)」と名づけられた。

90年、「バス」はアジアオリンピック組織委員会の要請を受けて北京に。第11回大会の関連イベントに参加したのを機に転身、マスコット・パンパン(パンは待ち望むの意)の名は広く知られるようになった。

「チャイナネット」2008年5月26日

  関連記事

· 流行語に中国の改革開放を見る(1)社交ダンス

· 2007年の流行語 「干物女」や「楽活族」が上位に

· 1月の流行語、1位は「雨雪」

· 昨年の10大流行語発表 「十七大」「中日関係」など

· 2007年の流行語(二)

  同コラムの最新記事

· 中韓、アジア「アニメ漫画帝国」を投資建設

· 行方不明の地質専門家、99時間後に救出

· 流行語で中国の過去30年を振り返る

· 広西・柳州市 水上の竜の舞い

· 針の穴に30本以上の金絲面