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流行語で過去30年を振り返る(5)「一時帰休」
発信時間: 2008-07-11 | チャイナネット

◆「下崗」(一時帰休)

90年代末から20世紀初めにかけて流行

流行指数:★★★★☆

政府は98年、「3年の時間をかけて、国有企業の人員削減問題を基本的に解決する決心をした」と発表。「下崗職工」(一時帰休の従業員)という言葉は一時、社会で使用頻度が最高の新語となった。

国有企業改革が深まるにつれ、一時帰休の従業員の数は増大していく。

98年からの7年間で人員削減は累計3000万人近くに。国有企業従業員の60%が削減されたことになり、このスピードは世界的にも余り例をみない。

同時に、一時帰休の従業員もレストランや自動車修理工場の経営など、またはコミュニティーでのサービスや清掃、野菜の加工と、新しい職種へと流れ続けていった。

温家宝総理は2005年3月5日、政府活動報告のなかで「今年は全国の多くの地区で、歴史的に残された国有企業の一時帰休の従業員の問題を基本的に解決した……」と語った。「下崗職工」は徐々に歴史上の名詞になっていくだろう。

「チャイナネット」2008年7月11日

 

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