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流行語に改革開放を見る(4)「蛤蟆鏡」
発信時間: 2008-05-28 | チャイナネット

◆「蛤蟆鏡」(サングラス)

80年代初めから流行

流行指数:★★★★☆

「蛤蟆鏡」はサングラスのこと。その誇張された造型的なイメージから戯謔的に「カエルの鏡」と形容された。

改革開放初期。国の門戸が開かれ、社会は蘇生し、人びとの生活に知らず知らずのうちに変化が生じていた。「蛤蟆鏡」といった装いは、中国人の数十年にわたる画一的で単調無味に揺さぶりをかけることになった。若者の間で流行る文化面での最初の冒険であり、「新たな潮流となった」とも言える。

髪を長くのばし、サングラスをかけ、レンズについたマークを剥がすのは忍びない。こうした「新人類」の装いは、一部保守的な人には受け入れられなかった。「みな白内障になってしまった」と。一部正統な人士からも「男のチンピラ」とか「女のチンピラ」と呼ばれ、はては政治的な角度から少なからぬ人が厳しく非難した。実際は「西側ブルジョアジーの生活スタイルを盲目的に真似ているだけだ」

かつて流行った「蛤蟆鏡」は今、新たなファッションに。普通の人がスター気分になれる“利器”でもある。

「チャイナネット」2008年5月28日

 

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