ホーム>>社会>>社会ニュース |
写真をサイト上に盗用された女子大生、賠償請求 |
発信時間: 2008-08-22 | チャイナネット |
|
現在北京の中国伝媒(メディア)大学に通っている重慶出身の女性、陳付媛さんは、ある日突然、自分が写ったモデル写真7枚が、北京のあるウェブサイト内の広告で、動画形式で載せられているとの知らせを受けた。陳さんはサイト上の広告主が自身の肖像権を侵害していると感じた。記者が19日、重慶市内に住む陳さんら家族に取材したところ、現在家族は10万元の損害賠償を求めて、当該ウェブサイトに対する起訴準備を進めているという。「重慶商報」が伝えた。 ▽1年前、ファッション広告のモデルに 記者は19日、陳さんに電話取材した。彼女は中国伝媒大学でマンガ・アニメ専攻を学んでいるという。今回のモデル写真盗用について、陳さんは怒り心頭だ。「一目見て、すぐに出どころが分かりました」。陳さんによると、身長の高い陳さんは、ちょうど1年前、北京市内のある服飾工場内で、モデルとしてファッション写真の撮影に協力、撮影された写真は社内宣伝用パンフレットに印刷されたという。「私以外にも数人のモデルが参加しました。それぞれ謝礼に1千元を受け取り、宣伝用パンフレットができあがりました」。陳さんいわく、その後彼女は2度と同服飾工場を訪れていないという。 ▽7枚の写真が突如サイトトップページに 陳付媛さんは8月17日、宣伝用パンフレットの撮影を行った服飾工場担当者から突然電話を受けた。担当者は、陳さんの写真が北京のあるウェブサイト上に掲載されていると告げ、陳さんは自身の肖像権が侵害されているのを知った。 記者がそのウェブサイトを閲覧したところ、陳さんのモデル写真が計7枚あり、うち2枚は大きな写真で広告コピーの上に掲載され、サイトトップページに載せられていた。その他の5枚の写真は動画形式で利用されていた。 記者が重慶市南坪に住む陳さんの家族に電話取材したところ、陳さんの父親は、娘の写真は撮影したカメラマンあるいは服飾工場から流出した可能性があると指摘した。 |
|