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「社会青書」予測:中国の就業難、09年さらに加速
発信時間: 2008-12-16 | チャイナネット

 

▽大学卒業生の失業率12%、人気業種での失業最多

[報告内容]就業率が最も低い大学卒業生の専攻科目は、芸術関係、生命科学関係、医学、生物学および農学など。会計学、英語、法律学、商工業管理、電子情報工学など人気の高い10専攻科の卒業生は、卒業半年後の就職率が90%に達した。一方で、これら10専攻科の失業者数は約6万7千人と、学部卒業生全体の3割を占めた。全体的に見て、大学卒業生の失業率は、登録失業率の約3倍の12%を上回る見通し。

[解説] 社会科学院社会学所の李培林・所長による解説は以下の通り。

卒業大学によって、卒業生の就職率はかなり異なる。

「211プロジェクト」(国内の大学約100校を選抜し、各大学の教育研究レベルを21世紀に向けて重点的に発展させるプロジェクト。)対象校卒業生の就職率は、約88%とずば抜けて高く、プロジェクト非対象大学は59%、職業高校および専門学院・大学は43%。人気の高い10専攻科の失業者数が高い理由として、卒業生総数がかなり多いことが挙げられる。大学卒業生のうち給与が最も高い専攻はフランス語学科で、月給4783元。この額は、学部卒業生の平均月給の2倍に相当する。学部卒業生専攻科別給与トップ10では、マイナー言語専攻が3科、電子情報関連専攻が3科、それぞれランクインした。給与が最も低い10専攻科の月給は、僅か1500潤オ1900元。

「人民網日本語版」2008年12月16日

 

 

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