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広東省初の新型インフル死者は死亡後に感染が確認
発信時間: 2009-11-17 | チャイナネット

衛生部は16日夕方、中国大陸部で15日までに新型インフルエンザの感染が確認された人は6万9160人で、そのうち5万3612人がすでに回復し、53人が亡くなったと発表した。また15日24時までに全国でワクチンの接種を受けた人は1634万9000人に達している。

新型インフルエンザの感染が確認されたのは死亡後 

広東省東莞市衛生局は16日午後の記者会見で、広東省では初めてとなる新型インフルエンザの感染による死亡例の状況を発表した。この患者は死亡後に新型インフルエンザの感染が確認され、亡くなる前の7時間の応急手当では、新型インフルエンザの治療は実施されていなかった。

これは新型インフルエンザの予防や治療に手抜かりがあったことを露見しているのではないかという質問に対して、東莞市新型インフルエンザ治療専門家グループのリーダである東莞市人民病院呼吸内科の鄧念強主任は「私たちもはっきりとは分からない」と答えた。 

14歳の陳紅弟さんは、12日20時20分に治療の甲斐なく死亡。亡くなってから4日が経ったが、死亡原因や、国内の他の死亡例と比較して陳紅弟さんの発病や死亡は早かったのではないか、また遺体はすでに火葬したのかなどを聞かれた鄧念強主任は「はっきり分からない」と言う。 

ただ確かなのは、陳紅弟さんには基礎疾患がなく、医師は応急手当をする中で陳紅弟さんが新型インフルエンザに感染していることを知らなかったことだ。

「チャイナネット」 2009年11月17日

 

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