香港ディズニーランドの拡張が13日、正式に始まった。面積を23%広げ、新たに100余りのアトラクションを増やし、初めて中国的な要素を取り入れる。ディズニーランドの幹部は、香港ディズニーランドの集客力に自信をみせており、ディズニーランドは全体的な発展を追及していると説明した上で、香港ディズニーランドは将来的に上海ディズニーランドとの相互補完関係を目指し、ライバルではないとの考えを強調した。
ディズニーランドとディズニーリゾートのアジア地区総裁兼CEOのビル・アーネスト氏は、香港ディズニーランドは依然としてディズニー社のアジア最大の投資プロジェクトであるとし、香港の観光客は今後も継続的に増え、香港ディズニーランドには計り知れない発展の可能性が広がっていると自信を見せる。
アーネスト氏は、上海ディズニーランドはまだ最初の構想段階にあり、その面積も今の香港よりも小さく、将来拡張するかどうかも客入り具合などによると話した。シンガポールにまもなく建設予定の新しい遊園地に話が及ぶと、旅行者は旅行の目的地選びに遊園地だけを考慮に入れるわけではないとコメントした。
香港ディズニーランドには「迷離荘園(ミスティック・ポイント)」「灰熊山谷(グリズリー・ガルチ)」「反斗奇兵大本営(トイ・ストーリーランド)」といった3エリアが新たに増え、いずれも他のディズニーランドにはない新技術が採用されるという。
「人民網日本語版」2009年12月14日 |