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故郷を離れて学ぶチベット族の子供たち
発信時間: 2009-12-28 | チャイナネット

 



 甘粛省会寧県の小中学校では、遠くの甘南蔵族自治州瑪曲県から来た蔵(チベット)族の小中学生123人が学んでいる。彼らが会寧県の優れた教育を受けることができるのは、会寧県と瑪曲県の間で結ばれた教育支援協定のおかげだ。

 会寧県は北西部で教育の実績が高く、甘粛省の「状元県(大学入学試験でトップの成績者の出身県)」で、高考(大学入学試験)制度復活以来、国内の各大学や専門学院に5万人の優秀な卒業生を送り込んできた。甘粛省の関連部門と同省の宗教界関係者の後押しの下で会寧県と瑪曲県は教育支援協定を結び、2004年秋から15年の間、瑪曲県が毎年会寧に蔵族の学生20人を派遣し、会寧で小学校から高校までの教育を受けさせることを決めた。瑪曲県教育部門によると、この計画の実施から5年立ち、子供たちの成績や各方面の素質が大きく向上したという。

 蔵族の子供たちの便宜のために会寧県では費用を徴収しないだけでなく、彼らのために食事や宿舎の補助を支給している。瑪曲県では生活面を指導する教師や西蔵語の教師を専門に派遣し、子供たちの生活の面倒を見ると同時に西蔵語を教えている。

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