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日本海の低気圧の影響を受け、日本各地では20日から21日にかけて強風に見舞われ、一部では砂嵐も観測された。悪天候により、これまでに1人が死亡、59人が負傷した。また、鉄道が一部で不通となったほか、一部のフライトもキャンセルとなった。
日本気象庁が21日に発表した情報によると、日本に接近する低気圧によって強風がもたらされ、北海道から九州・沖縄まで、日本各地で砂嵐が観測された。奈良市、鹿児島市、那覇市などでは、可視度が2キロ未満にまで低下した。
福岡県北九州市では20日午後、強風で飛ばされた精算機の屋根に直撃した女性が死亡した。このほか、強風の影響で、12の都道府県で59人が負傷した。
強風と砂嵐の影響で、羽田空港では21日、フライト116便がキャンセルとなったほか、東京の鉄道各路線は21本が一時不通となり25万人が影響を受けた。北海道では鉄道176本が不通となった。
日本気象庁によると、千葉県で観測された最大瞬間風速は秒速38.1メートル、江戸川区の最大瞬間風速は秒速35.2メートルだったという。
「人民網日本語版」2010年3月23日