中華全国婦女連合会(全国婦連)副主席を務める同連合会書記処の甄硯・書記は22日に北京で開催された「2010ブランド中国女性ハイレベルフォーラム」の開幕式の席上、近年来、中国の女性人才の増加は著しく、女子大生の比率は49%以上となっているほか、修士・博士比率も不断に上昇しており、各業界において女性が増え続け、欠かせない役割を発揮していると述べた。
甄書記によると、女性の成長を促す社会環境の変化に伴い、中国女性の参政範囲もより広範になっており、女性が受ける教育水準も著しく向上している。しかしながら、中国の女性のハイエンド人才の成長は、婦女の経済社会発展への参与の度合とは未だバランスが取れておらず、全国婦連は近くハイエンド女性人材成長推進プロジェクトを始動するという。
開幕式ではさらに、全国政治協商会議(全国政協)社会・法制委員会副主任を務める中国婦女発展基金会の黄晴宜・理事長が同基金会を代表し、深セン贏家服飾有限公司から寄付金200万元を受け取った。この寄付金で中国婦女発展基金会贏家・花様盛年愛心基金が設立され、職業女性を含む婦女発展公益事業の支援に充てられる。
「人民網日本語版」2010年4月23日