第20回「全国障がい者支援デー」を今月16日に迎えるにあたり、北京市障がい者連合会は12日に記者会見を行い、今年の障がい者支援デー関連活動を発表した。同連合会担当者は記者会見の席上、今後5年以内に障がい者のタクシー運転手への就業を実現したいと語った。「京華時報」が伝えた。
北京市障がい者連合会の呂争鳴・副理事長によると、北京は今後障がい者の就業を徐々に推進し、障がい者の運転免許取得が可能になったことで、同連合会は関連部門と協力し、「十二五(第12次5カ年計画(2011-2015年))」期間内に、タクシーを障がい者の新たな就業ルートとする。
「北京には現在7万台以上のタクシーが走っている。ならば700人、あるいは70人のタクシー業界での就業が実現すれば、今後の障がい者の就業ルートの開拓に有利になる」。呂副理事長によると、香港では既に障がい者がタクシー運転手として勤務しており、障がい者が運転する自動車の事故率は平均値よりも低い。障がい者の運転免許取得が可能になって以来、北京では既に300人以上の障がい者が教習を受けている。
「人民網日本語版」2010年5月13日