北京市第6回国勢調査指導者グループ事務室の顧兗州副主任は9日記者会見で、「北京市の人口数を正確に調べるために、10万人の調査員を出動させる」と述べた。
中国では10年に1回国勢調査を行っている。国勢調査の基準時点は11月1日午前0時です。国務院が公布した「全国国勢調査法令」が今年6月1日から実行されており、これは中国が国勢調査について公布した初の法律である。
顧兗州副主任によると、第6回国勢調査の対象は、中国大陸に長期的に居住している香港・マカオ・台湾の住民や外国人を含む人々である。香港・マカオ・台湾の住民や外国人を国勢調査の対象にするのも初めてである。
北京市はすでに高齢化社会に入った。高齢者の健康情況を把握するため、今回の国勢調査票には60歳以上の高齢者の健康情況という項目も取り入れられたということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年6月10日