新華社通信によると、2011年から2015年までに、中国の人口は13億9000万人に達し、都市人口は7億人を超えて初めて農村人口を上回る。
中国人口学会の年次会議が3日、江蘇省の南京市で開かれたが、席上、国家計画出産委員会の李斌主任は、「2011年から2015年まで中国の人口は増え続け、都市人口は初めて農村人口を上回り、都市化率が50%を上回る。また高齢化が進み、2015年の高齢者人口は2億を超える」と述べた。
また、中国人口学会の張維慶会長は「中国の人口増加の勢いは新しい段階に入り、より複雑で、構造的な問題が際立ったものとなってきた。人口と経済発展との関係はより密接になり、資源と環境への影響がよりはっきりしてくる」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年7月4日