中国で最も長寿のお年寄り、また最も長寿の共に100歳以上の夫妻は?この謎が16日に明らかになった。広西チワン族自治区巴馬県在住の羅美珍さん(ヤオ族)は125歳で中国の最高齢者。新疆ウイグル自治区新源県在住の阿西馬洪肉孜さんと妻の海徳恰汗依拉洪さん夫妻(ウイグル族)は2人あわせて212歳で「100歳夫妻ランキング」のトップとなった。
中国老年学学会は16日に広西チワン族自治区東興市で、「第3回中国10大長寿ランキング」と「第1回中国10大100歳夫妻ランキング」を発表、さらに東興市に対し「中国長寿の郷」の称号を授与した。大会では中国老年学学会が権威あるデータを公表した。今年8月1日現在、全国(香港・マカオ・台湾を除く)で健在の100歳以上のお年寄りは4万3708人に達しており、全国人口10万人あたり約3.29人、昨年比で100歳以上のお年寄りは3316人増え、増加率は8.2%となった。
第3回中国10大長寿ランキングの調査は今年6月1日に中国全土、全国37の省、自治区、直轄市、計画単列市(深セン・寧波・大連・青島・アモイ)で始まった(香港・マカオ・台湾を除く)。8月1日までに、全国からあわせて100歳以上のお年寄り173人の推薦があった。内訳は男性が41人(23.7%)、女性が132人(76.3%)。
「人民網日本語版」2010年10月18日