中国の政府関係者は6日、「中国は外資利用のレベルを向上させ、中西部地域への外資導入と増加を奨励していく」ことを明らかにした。
中国国家発展改革委員会の張暁強副主任は、「中国は対外開放路線をとって30年で、海外直接投資額は1兆ドル、貸付利用額は3400億ドルに達した。今後、ハイテク技術、先進的な製造、省エネ、環境保護、新エネ、サービス業などの分野への外資導入を指導し、外国企業の研究開発センターの設置を奨励し、より開放的なイノベーション環境をつくっていく。また、資本参加、買収などの方式により中国企業の再編に加わることを奨励する」と述べた。
李毅中中国工業情報化部部長は、「中国は投資環境を引き続き改善し、自主的な技術改革、市場参入、政府買い付け、知的所有権の保護などにおいて、中国に立地している外資系企業が中国企業と同じような待遇を受けられるようにする方針を堅持していく」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年11月7日