深セン宝安国際空港出入国検査所の統計データによると、広州アジア競技大会の開幕を間近に控え、同空港で出入国手続を行う外国人数が記録を更新している。特に、11月第一週の外国人出入国者数は延べ1万人を突破、最高記録を塗り替えた。中国新聞社が伝えた。
統計データによると、深セン空港出入国検査所で審査を受けた外国人の数は、11月1日から7日までの1週間だけで前月同期比59.9%増の1万954人。同空港への入国者の多い国トップ10は順次、マレーシア、韓国、シンガポール、タイ、米国、ベトナム、インドネシア、日本、インド、カナダ。
深セン空港警察によると、同空港で出入国手続を行う外国人は、商用や旅行以外に、広州アジア競技大会を観る前に中国国内を旅行する人もかなり多く、各国の代表選手も入国しているという。11月5日昼、同空港出入国検査所は、KE827便で到着した「第16回アジア競技大会参加登録証」を携えた初の選手団・ウズベキスタン男子サッカー代表21人を迎えた。彼らのほとんどが初の中国訪問だったため、入国カードの記入方法に戸惑った。そこで担当幹部が警官に記入を手助けするよう手配したため、入国審査はスムーズに行われた。
空港と海港が一体化した24時間出入国審査・通関可能な全国でも数少ない空港で、アジア大会の乗降に利用される空港でもある深セン空港。同空港出入国検査所は、アジア大会開幕に伴い、入国する外国人数は日ごとに増加し、「大会参加登録証」を持つ参加選手と観客の入国ピークを迎えると予測している。
「人民網日本語版」2010年11月9日