中国のミニブログ登録ユーザー数は今年、7500万人に達し、中国のインターネット応用分野で最も高い成長率を記録することが12日、易観智庫(Enfodesk)の研究報告で分かった。「京華時報」が伝えた。
報告によると、中国のミニブログ登録ユーザー数は昨年、わずか800万人だったが、今年は7500万人に急増し、成長率は837.5%に達する見込み。さらにこの数字が来年は1億4500万人、再来年は2億4千万人にまで拡大するとみられている。市場シェアについて、易観智庫は、「新浪微博」が現在リードしているが、ほかが打破する可能性もあると指摘する。ミニブログ・プラットフォームの開放、およびミニブログ応用モデルは未完成であるため、ほかのミニブログサイトにもチャンスはあるという。
易観智庫はさらに、「中国のミニブログ市場は現在、ユーザーの開拓期にあり、認知度のさらなる向上が求められる」と指摘。「著名人の人気でユーザー数を短期的に伸ばせたとしても、高品質なコンテンツを持続的に提供しなければ、ユーザーはすぐに愛想を尽かしてしまう」とコンテンツの重要性を示した。
「人民網日本語版」2010年12月13日