駐韓国中国大使館は13日、南極海域で同日未明に韓国籍の遠洋漁業船が沈没、8人の中国人乗組員のうち4人が救出されたが、残る4人が行方不明になっていると明かした。「新華社」が13日、伝えた。
駐韓国中国大使館は、沈没した漁船に中国人乗組員が含まれていたことを極めて重く見て、中国人行方不明者の捜索と無事救出に全力を尽くすよう韓国側に要請した。
韓国外交通商部公式サイトに13日発表されたプレスコミュニケによると、韓国釜山籍の614トン級漁船が、ソウル時間13日午前4時30分、ニュージーランド南2593キロメートルの南極海域で沈没を始めたという。同船の乗組員は計42人で、韓国人8人、中国人8人、ベトナム人11人、フィリピン人3人、インドネシア人11名、ロシア人1人。
韓国外交通商部は現時点で、沈没事故によって5人が死亡、17人が行方不明、20人が救出されたことを確認している。
「人民網日本語版」2010年12月14日