広西チワン族自治区政府が17日に発表した「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)」綱要草案には、人心を奮い立たせるような目標が盛り込まれている。住民の豊かさを強め、住民の豊かさを優先させ、共に豊かになる道を歩み、全体的な小康社会(やや豊かな社会)から全面的な小康社会へ移行する目標が掲げられた。また、都市・農村部住民の所得の大幅増加を図り、住民の富裕度をあまねく引き上げ、文化生活をより豊かなものとし、公共サービスのさらなる健全化を進め、国民の全面的発展を促し、住民の幸福感を高める方針。「広西新聞網」が報じた。
同草案の概要は次の通り。
▽地区生産総額の年平均成長率を10%以上、財政収入の年平均成長率を15%以上とする
▽地域生産総額の倍増実現を目指し尽力する
▽財政収入、社会全体の固定資産投資、社会全体の消費財小売総額、輸出入貿易総量を倍増以上とする
▽9年制義務教育の普及率を8ポイント以上高める
▽高等学校入学率を18ポイント高める
▽自治区総人口を5400万人以内に抑制する
▽都市部住民1人当たり年間可処分所得成長率を10%、農村部住民1人当たり年間純所得を11%、それぞれ引上げる(編集KM)
「人民網日本語版」2011年1月18日