ガ隆拉山で発生した雪崩で孤立した民衆は26日、全力で行われた秩序ある救援活動により、安全地帯に避難した。雪崩では10数人の民衆が行方不明になり、現在も救助活動が行われている。
林芝地区波密県の道路のガ隆拉山地区17Kから18Kにわたる地点で24日に雪崩が発生し、現場で施工中の作業員と住民100人以上が取り残された。災害の発生後、自治区党委員会や政府は大きく重視し、山南地区洛扎県や錯美県で視察・調査研究業務中だった自治区党委員会の張慶黎書記は速やかに重要な指示を出し、高く重視し、1秒を争い、手段を尽くして、全力で閉じ込められた人々を救助し、大衆の生命の安全を確保するようにと述べた。自治区党委員会副書記、白瑪赤林自治区主席も救援業務に対する重要な指示を出した。
自治区交通運輸庁、武装警察部隊の兵士、林芝地区党委員会、行署(地区行政公署)が自治区党委員会や政府の手配に基づき、速やかに現場の救援を行っている。自治区党委員会常務委員、自治区常務副主席の呉英傑氏が25日、自治区人民政府緊急専門会議を司会し、雪崩災害の救援業務の研究を手配、また西蔵(チベット)交通応急通信指揮センターへ向い、救援業務を指揮した。
写真は西蔵波密県で発生した雪崩。10数人が行方不明になっている。
「人民網日本語版」2011年3月28日