実施後3年近くが経った「限塑令(レジ袋制限令)」の対象範囲がさらに拡大される。国家発展改革委員会(発改委)、商務部関係者は先週末、捜狐グリーンチャンネルが開催した「レジ袋制限令施行3周年」をテーマとしたシンポジウムの席上で、「今後、レストランや病院も『レジ袋制限令』の適用対象範囲に組み入れられ、ビニール袋の使用が制限される」と発表した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
商務部商貿服務司標準規範処の李嘉建処長は、「政府はレジ袋使用制限の適用範囲を拡大し、レストランや病院などもその対象とする予定だ。商務部は調査検討を進めており、公衆への意見請求も行う必要があるが、一日も早く施行を実現させたい」と述べた。李処長はしかし、具体的なタイムテーブルについてはノーコメントだった。
この拡大措置が実施されると、人々は今後、レストランでの「持ち帰り」用ビニール袋や薬局で薬を購入した際のビニール袋にまで、料金を支払わなければならない。
「人民網日本語版」より2011年5月23日