上海世界博覧会の中国館(資料写真) |
上海世界博覧会事務協調局(万博局)は23日、休館中の中国館を7月12日から3カ月間、再び開放し、同館の外観コンセプト「東方之冠」の素晴らしき姿をより多くの人々に見てもらう予定だと明らかにした。中国新聞社が報じた。
中国館の再開放は、2011年7月12日から2011年10月9日まで行われ、展示内容は万博開催時とほぼ同じという。来場者は「東方の足跡」「探し求める旅」「低炭素社会に向けた行動」という3つの展示ゾーンで構成された「オリジナルそのまま」の中国館を見学することができる。
今回の再開放の入場券価格は、前回開放時と同じで1枚20元、優待入場券は15元。優待入場券の対象となるのは、万博入場券と同様、身体障害者、高齢者、学生、身長1.3メートル以上の児童および現役軍人。前回の再開放時のように、入場券は今回も現地で当日券のみ販売される。
中国館は万博期間中を通して極めて人気の高いパビリオンだった。入場券1枚すら入手困難な状況は閉幕まで続いた。昨年12月1から閉幕後の一般開放が始まり、連日超満員状態が続いた。中国館担当者によると、1回目の開放期間2010年12月1日から2011年5月31日の間に、合わせて延べ570万人以上、一日あたり平均延べ3万2千人の見学者を受け入れた。
「人民網日本語版」2011年6月24日