項ちゃんに心理ケアをする看護士(資料写真)温州高速鉄道追突事件で最後に救い出された女の子、2歳8ヶ月の項ちゃんは温州医学院附属第二病院の重症処置室で治療をうけている。
高速鉄道の列車に乗り杭州へ行った時、お父さんが撮った項ちゃんの写真
25日朝、項ちゃんは寝ぼけて、彼女を抱く看護士を母と間違えた。「ママ、どこ?ママが項ちゃんをいらなくなっちゃったかと思ったよ。」といい、現場にいた人がみんな涙した。
2歳8ヶ月の項ちゃんは温州高速鉄道追突事件で最後に救い出された女の子で、すねを切って減圧手術を受けた後、医師は足の切断手術をする必要がなくなったと判断し、現在バイタルサインも良好である。
悲しいことに、彼女の両親は共に今回の事故で亡くなった。
父親の教え子がケアを申し出る
今、病院では事故の負傷者に対して一人一人のボランティアサービスを提供している。項ちゃんのケアを担当するのは項ちゃんの父親の教え子だった学生で、温州医学院看護学部の二年生の陳君だ。「午後2時、ICU病棟に入り項ちゃんを見舞い、彼女の精神状態は悪くないと思いました。おばさんと遊んでいて、ボールを追って目をきょろきょろさせていました。」という。