中国国家インターネットセキュリティー・センターは9日、大連で開かれた「コンピューターネットワークセキュリティー年次総会」で、昨年以降、ネットワークセキュリティー事件の越境化(クロスボーダー化)の特徴が日増しに際立っており、中国が受ける各種ネットワークセキュリティー事件のうち、半数近くが海(域)外からのものであると発表した。
昨年、国家インターネット応急センターは監視によって、計48万近いトロイの木馬(TrojanHouse)IPアドレスを発見、うち22・1万が海(域)外にあり、上位2位は米国(14・7%)、インド(8・0%)だった。ボットネット(Botnet)IPアドレスは計1万3782に上り、6531が海(域)外にあり、上位3位は米国(21・7%)、インド(7・2%)、トルコ(5・7%)だった。