ジョージ・W・ブッシュ前大統領の自伝『決断のとき』の中国語版の発表会が、このほど北京で開催された。ブッシュ前大統領は中国の読者に向けて序文を書き、米中関係に対する希望を表現した。ブッシュ前大統領が記した唯一の自伝『決断のとき』は、時間的順序に基づき人生を語るのではなく、大統領在任期間中の14の重大な決断(アメリカ同時多発テロ事件、大統領選挙、金融危機等)を選び、決断の裏に隠されていた細部に関して記述した。ブッシュ前大統領は自分についての欠点、失敗、間違いについても率直に記した。『決断のとき』の出版社は、「イラク戦争の回顧、CIAの水責め拷問に関する暴露等が、本書の注目点となっている」と紹介した。
「人民網日本語版」2011年8月24日