日本の栽培法で安心野菜を作る天津の農家

日本の栽培法で安心野菜を作る天津の農家。 日本の農家で8年間、日本式の野菜栽培を学んだ李瑞華(49)さんらは、天津市濱海新区楊家泊鎮高庄村に400万元(約4800万円)の資金を投じて約13ヘクタールの「濱海徳利蔬菜(野菜)栽培モデル拠点」をつくった…

タグ: 日本,農家,野菜栽培,日本式

発信時間: 2011-11-15 10:50:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

▽洗わずに食べられる無農薬キュウリ

李さんのビニールハウスに入ると、キュウリの苗が青々としたとげのある実をたくさん結んでいた。李さんは「日本の最先端の栽培理念を取り入れているが、それだけでなく、現地の専門家の指導も受け、それらを合わせた方法で栽培した野菜は、一味違う」とし、「このキュウリは農薬を使っていないから、洗わなくてもそのまま食べられる」と摘み取ったキュウリを一本くれた。

「我々が栽培している野菜はここ数年、出荷前の残留農薬検査で、いつも中国政府が設定している有機野菜の基準を満たしている」と李さん。

▽独自ブランドの構築

栽培する野菜の費用対効果を高めるため、李さんらはこのほど、モデル拠点で生産した野菜を「豊徳利」と商標登録し、さらに3千平方メートルの野菜保冷庫と約30坪の野菜直売点を建設し、独自の産業チェーンを構築した。

李さんは「野菜の箱に生産者の住所や電話番号を記したラベルを入れたり、店で陳列されている野菜に一つ一つ商標が張られ、消費者が安心して食べられるようになっていたりと、日本の野菜生産には新しい理念がある。今後我々もそのようしていきたい」と話す。李さんらの働きかけのもと、付近の住民たちも、ビニールハウスを建てて、厳格な管理方法で野菜を生産しているという。

「人民網日本語版」2011年11月15日

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